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語録 123

 聖徒たることは、実に大きな要請であって、―およそこの世にあるかぎりの最大の要請であろう―、ほかに比べもののない「例外的地位」である。聖徒がひとの助けや同情さえも受けずに、苦しみに耐えねばならないのは、その使命にとって当然のことである。そのためにこそ彼らは「聖徒」なのである。なおその上に、ときとしては困難が最後まで付け加わることがある。キリストみずからもそういう最後をとげられた。(『幸福論Ⅲ』238~239頁) 
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