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語録 119

 キリストみずからは、神の本質についてヨハネによる福音書4の24および10の34-36に、この上なく明瞭にその考えを述べていられる。ある霊が目に見えぬ形でこの世に住み、また、それが宿るのに完全に適した人間の内部で完全に生きてはたらくかも知れないということが、一体それほどまったく不可解なことであろうか。これこそ、可能な「神学」、ならびに「キリスト論」の全部であり、しかも、それは決して誤ることのないただ一人の師であるキリスト自身から由来している。(『幸福論Ⅲ』231頁)
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