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語録 111

 何らかの導きにたいする信仰がなければ、この世の中で並なみならぬ事は決して起こるものではない。そういう信仰を持つ人だけが、しばしば同時代人全体を向こうにまわして抵抗しつづけ、ついにはその時代にその人自身の刻印を押すのである。また、その人は必ずしもそれを自発的にするわけではなく、たいていの場合、苦痛な強制にさえ従うのである。なぜなら、「やむなくする者のみが大事を成しとげる」からである。(『幸福論Ⅲ』113頁)
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