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語録 148

 ひとはこの霊が訪れるのを待っていなければならない。このことは、1800年前と全く同じである。人間の心の状態が、それを迎えうるまでに成熟し、それを願う気持が切実であれば、おそらく直ちにこの霊は訪れるであろう。しかし、いずれにせよそれは純粋に神の賜物である。あらゆる人が、学問のあるなしにかかわらず、老人でも若者でも、男でも女でも、みなこの霊を受けることができる。この霊は人間のあいだに少しも外的な差別を設けない。(『幸福論Ⅲ』297頁)
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