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語録 84

 あなたは人生の最後の段階において、もはやおびただしい神学書やその他の宗教書を読む必要はない。信仰の原典である四福音書と、その最もよい註釈である使徒たちの手紙を頼みとするがよい。ほかの註解書は一切必要でない。旧約聖書と使徒行伝は欠くことができない。預言書や詩篇は励まし慰めてくれる。黙示録は一つの幻覚(ヴィジョン)として理解し評価できよう。聖書の言葉は「われらの足のともしび、われらの道の光」(詩篇119の105)である。その上、あなたは次第に内的な個人的な啓示を受けるようになるだろう。実際、このような啓示は聖書の言葉とも一致するものであり、あなたの慰めとなる。記された言葉が即座の用に足りないときにも(『眠られぬ夜のためにⅡ』255頁)
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