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語録 82

 地上の楽園とか浄罪のひらけた山の頂きとか呼ばれている年齢の段階――これは、この世の生活が正しく過ごされたならば、別の存在に移る前に現われる境地なのだが――そこに、あなたが今あるとしたら、その日その日を単純に生きて、「あなたの手が見い出すことをなすがよい」。地上のあすの日が一体あなたを訪れるかどうか、もはやわからないだけに。これから後、あなたの生活はただ祈願し、受け取り、ひとに与えることである。(『眠られぬ夜のためにⅡ』247頁)
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