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語録 1 

 およそ聖職にある人たちを評価する場合、われわれ平信徒にとって主として標準となるのは、彼らが次のような偉大な宗教的能力のいずれかを備えているかどうかである―すなわち慰めの力、効果ある祈り、罪の赦し、預言の能力、一層正確にいえば現在と未来に対する正しい洞察能力、いいかえれば真理のみ霊を宿しているかどうかということである。少なくとも、以上の諸能力のいくらかを備えていると認められないような聖職者のどんな指導にもあなたは信頼してはならない。すべてその他のこと、たとえば神学的博識、教会への熱心、説教の才能、その他のあらゆることも、ただ第二義的なものにすぎず、ときには、上に述べたような能力を受けるのに、妨げとなることさえある。上述の諸能力は学んで得られるものではなく、まして、なんらかの聖職授与式によって与えられるものでもない。それは神の直接のおゆるしによるのであって、これは昔も今も変わらないし、また、どんな教団においても可能なことである。(『眠られぬ夜のためにⅠ』43頁)
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