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語録 185

 もし人生全体がある意味を持たねばならぬとすれば、われわれの地上生活の最後の時期は、およそ下り道ではなくて、はるかに高い存在の可能をめざすのぼり道でなければならない。これこそ、その人生に対する間違いもごまかしもない審判である。そしてこの審きは老年に達したみなの者がみずから下さざるをえないものであり、それに対する再審理は行なわれない。(『幸福論Ⅲ』374頁)
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